子どもたちは本気な大人の言うことしか聞かない。

息子の少年野球をコーチとして本格的に
手伝うようになってはじめての夏。
感じることは
自分の子どもは卒業したのに
チーム運営に惜しみなく尽力する
監督やコーチの凄さ。


子どもたちは残酷で
天才である一方、何度 同じことを言われても
忘れます。中途半端で関わっていないからこそ
怒鳴りたくなることもあるし、呆れることも
あるし、そこに感情があらわれます。


プロなどの世界とは違い、できない子たちが
ベースです。
3球思い切って振ってこい!と送り出すと
そういう意気込みではなく
マジメに3球 振って(当てる気なし)
三振してくる世界。
難しい言葉を使えば わからないし
勇気を出させるために語気を強めると
萎縮することもあれば
今まで出なかった一歩がでるときもある。
昨日できるようになったことが
今日はできないなんて日常茶飯事。
個々違うのではなく
同じ子なのに毎秒違う。


褒めて育てるとか
叱って育てるとか
人材育成論とか一切通用しない世界です。


想像してもらえればわかるとおもいますが
そこには給料もなければ見返りもありません。


真夏のグランドは40度を超えます。
汗がひく時間は1秒すらありません。
子どもたちの体調をみながら
怪我をさせないように注意を払う。
平日仕事をして週末の2日間。
野球が好きだからとか
子どもが好きだからとか
ボランティア精神とか
関わればわかるとおもいますが
そんな小さなものではないということです。


どんなカッコ良い言葉よりも
こういう無償の世界の人たちと
接することができる子どもたちは
本当に幸せなんじゃないかとおもいます。
子どもたちの心のどこかに
その心意気が芽吹いてるはずなんです。
そしてそれがいつか次の世代に引き継がれる。


自分自身も世界観が変わりました。
息子の成長みたさと
チームへの愛着と
監督とコーチへの感謝の気持ちと
何かはわかりませんが
手伝わないと!と
手伝いたい!という感覚。


ありとあらゆる複雑な気持ちは
今まで仕事一筋で生きてきた自分が
1度も休むことのなかった土曜、日曜を
休みにし、17年間 離れていた野球に
自分を引き戻し
少年野球に関わらせることになりました。


褒めることも叱ることも必要。
アドバイスも指導も必要。
でもそれは中途半端な気持ちや関わり
中途半端な知識の人がしてはいけない
ということ。
そして子どもたちは
本気の大人の言うことしか聞かない。


日焼けで真っ黒になりながら
本当に大切なものを学ばせてもらっています。


さて懸けるもの懸けますか!




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