天才であり続けなければいけない理由。

今日は報告しなければいけないことが1つ。
結論から言うと
ニューヨークでの房の駅出店を無期限延期。
卸事業は残すものの
自分の拠点を日本にすることを決断しました。
 
 
この3か月は本当にいろいろなことがありました。
自分ではどうにもできないことの狭間の中で
今回の決断に至りました。
約束の2年という期限も守れなかった。。。。
 
 
今だから言えますが
3年前のある日から日本での仕事が
本当につまらなくなってしまっていました。
12年、ただ一筋に房の駅と向き合い
新店舗の立ち上げを何度も行い
ショッピングモールやエキナカへの出店、
飲食、ベーカリー、カフェへのチャレンジ、
さらには卸部門のリーダーとして
核である部門のたてなおしや
販売部門のリーダーとして
お得意先様の日常と新店舗の
オープンを支えることなど
どれもがワクワクするものばかりでした。
 
 
それが3年前のある日からすべての景色が
色褪せました。
気づいたら0人からはじまった部下は250人以上。
責任からのやりがいよりも
できることに囲まれている自分の環境が本当に
つまらなかった。
 
一方で
自分が頭の中に描いている世界を
カタチにするとき 自分の頭の中には
できるイメージしかないのに
みんなのレベルにあわせて
会議やミーティング、打合せ、指示、命令の中で
妥協している自分が本当に嫌でした。
 
 

そんなとき
この景色が自分に未来を示してくれました。
「一人でやってみろ」
この景色にそう言われ、自分は救われました。
「ニューヨークに房の駅をだそう」
 
 
約束は2年。限られた時間の中で
房の駅を出店すること。日本の引継ぎと現地調査を
兼務しながら着々と渡米準備が進みました。

 
2016年6月15日に
「YAMASU JAPAN, INC」をニューヨークに設立。
 


知っている人はゼロ。
頼れる人、信じれる人もゼロ。
わからないことに囲まれている自分に
わくわくが止まりませんでした。
 
 
市場調査、イベント出店、出店交渉
英語の勉強、文化の違いの理解、米国労務事情の把握、
法律の勉強、異国の地に住むことも含め
覚えることは山だらけ。



 
                
傍から見たら
楽しそうにみえたかもしれませんが
楽しいことは10%。
先が見えない日々に不安になり
それを払拭するように猛勉強。
英語、世界史、宗教、文化、地理学、栄養学。
本当に必死でした。
人が10年かけてやることを2年で
やり切ろうと決めました。
ニューヨークがカッコ良いからとか
ノリや金にモノを言わせるビジネスではなく
血が通った「想いのある商売」をすると決めました。
だから住むことと
そこで生きることにこだわりました。
 無我夢中で生きているうちに
かけがえのない仲間もいっぱい増えました。
 







 
そして房の駅を出店させたい場所を1か所に絞り
そこ以外はないと決め
何度もオファーをだしました。
手に入れた2度のチャンス。
モノにできず、時間切れ。
 
 
今回は自分の力不足でした。
 
 
悔しいけど信じた自分に裏切られた。


自分は自信過剰です。
自分自身を信じられなくなることなんて
山ほどあります。
この努力は正しいのか?
無駄なことはしてないか?
そんな頑張らなくて良いんじゃないか?
もっと力を抜いたらどうか?
この努力の先に成功はあるのか?
報われるのか?
そうやって信じた自分を疑いはじめる。
結果がでないときはなおさらだ。
でも強敵であればあるほど
リラックスなんて通用しないし
いつも通りも通用しない。
通用するのは努力の量だけ。
 
 
だから自分に言い聞かせる。
「絶対、大丈夫」

 
 
負けてもいないのに
勝てないよ、勝ってこないよという空気が
負けを呼び込む。
だから自分に言い聞かせる。
「絶対、勝てる」
「絶対、成功する」
だから人から自信過剰にみられるし
強がっていると感じさせてしまうときもある。
でもそんな空気に負けるわけにはいかないし
そんな空気に勝てる自分を自分自身がみたいし
魅せていきたい。
 
 
いつもまわりの否定や批判、冷たい空気が
自分の努力を疑わせる。
だから「俺は天才だ」と言い聞かせる。
それがさらに無関心という空気を呼ぶことがある。
でもそんな空気に自分のやりたいことや
自分の夢をつぶされるわけにはいかない。
 
 


それでも負けるときは負ける。
今回、ニューヨークは負け。完敗。
応援してくれた人、支えてくれた人、
無駄な努力をさせてしまった人には
結果がだせなくて本当に
申し訳ない気持ちでいっぱいです。


もちろん今、この瞬間にも出店のオファーが通れば
大逆転もあるので終わってはいませんが
自分の中で区切りとして日本に帰国することに決めました。
 
 
この3年は本当に自分自身を大きくしてくれました。
諏訪聖二は完全復活。最も仕事が楽しかった時の
10倍以上、今は楽しい。
帰国後の日本の「やます房の駅」を楽しみにしてください。
みんなが想像をしたこともない世界をつくる自信しかありません。
なぜなら、自分、天才だから。

これからも
よろしくお願いします!!!


YAMASU CO. LTD.
yamasu.com


FUSANO-EKI
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YAMASU JAPAN,INC
YAMASU JAPAN, INC

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